今日の朝礼は「安心の商品」です。

2012年9月27日(木)

おはようございます。

私は「メイドインジャパン=安心の商品」という印象を抱いていました。しかし最近はその考えも少し変わってきました。
皆さんご承知のとおり、産地や原料の偽装、賞味期限の改ざんなど、消費者を裏切るような事件が近年多発しています。これはもちろん食品だけに限ったことではありません。モノづくり大国日本のプライドは、どこへいったのでしょう。
日本のモノづくりを支えてきたのは、最高の技術だけではなく、そのモノに対する思い、そしてお客さまに対する思いやりがあったからではないでしょうか(しかも、それはあたりまえのように)。
それが最近は、その思いよりも、もうけるほうへ偏ってきているのかもしれません。「道徳なき経済は罪悪」という教えがありますが、道徳以前のあたりまえが、今は崩壊しているのかもしれませんね。経営者の方々は道徳と経済のバランスを取りながら、お客さまに「安心の商品」を提供していただきたいと思います。

社内では
「作業改善と手抜きを、混同しないように気をつけたい」

「以前勤めていた印刷会社では、全員で罫線やノンブルのズレを検版していたことを思い出した」

「商品には経営者をはじめ、作り手の考え方や気持ちが大きく反映されると思います。そしてそこには、経営者の普段からの考え方が影響しているはずです」
などの意見が出ました。

本当にお客さまに望まれる、モノやサービスを提供し続けるために
今日も、真摯な気持ちで働きましょう。
そしてもちろん
今日も「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。