おはようございます。
ある会社では、離職率を抑えるために、社員研修で2泊3日の研修キャンプを行うそうです。その場で仲間同士のコミュニケーションを深めることができ、離職率は大いに下がったそうです。あなたは、仲間同士でコミュニケーションをとっていますか?
社内では、
「会社を強くするためには、中で働く『人の絆』を鍛えなければいけません。しかし、人それぞれ感性や考え方は違いますので、そのままだとバラバラになってしまいます。そこで各人の考えを理解し、互いに意見を交わせるような場、コミュニケーション・スペースが必要になると思います。今日の本文にあるキャンプも、その1つだと思います」
「ビジネスは最終的に『人』と『人』の関わりです。そこで一番重要なのがコミュニケーション能力です。しかしコミュニケーション能力を鍛えることは難しいことです。ただ難しいからと避けていては、いつまでたっても上達はしません。キャンプなどには早々いけないですから、まずは同僚とご飯を一緒に食べたり、休憩室で雑談をしたり、飲みに行ったりして、少しずつでも鍛えることが重要です」
「社員教育の一環としてのキャンプやセミナー、ワークグループなど、たくさんのものが世の中にはあります。それらの1つ1つは有効なものだと思いますが、実際にそれが役立った、ということはあまり聞きません。それは、受ける側も、受けさせる側も、『どうしてこれが必要なのか』という問題意識をきちんと持っていないからだと思います。まずは、それを全員が共有し、実践すれば、目に見える効果が出るのではないでしょうか」
という意見が出ました。
日本には昔から「3人寄れば文殊の知恵」という言葉があります。これは「平凡な人でも3人が協力すれば、よい知恵が出る」という意味ですが、その本質は「3人の視点で考え、互いにコミュニケーションをとることで、どんな問題でも解決ができる」ということだと思います。1人ではできないことでも、仲間とならできることもあります。コミュニケーションは問題解決の第一歩ではないでしょうか。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」