おはようございます。
連合艦隊司令長官の山本五十六は、人材育成に関して、このような言葉を残しています。
やってみせ 言って聞かせて させてみせ
ほめてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け 承認し
任せてやらねば 人は育たず
やっている 姿を感謝で 見守って
信頼せねば 人は実らず
指導次第で、あなたの部下や後輩は最大限の能力を発揮します。
社内では、
「過去に、最大36人の部下を抱えた経験があります。そのときに実感したことは、1人1人を信頼することで、自分自身も信頼される、ということです。お互いに信頼関係がないと、仕事はうまく進みません。特に何か問題が起こったときに、お互いに助け合えるかどうか、ということは非常に重要です。上司や部下、という関係の前に、お互いに『人』として認め合うことが大切です」
「いい指導者の下で働くと、自分の実力以上のものが引き出され、指導力のない上司の下だと、自分の実力以下のものしか出せません。それは自分の『気持ち』に原因があると思います。『この人のためなら!』という気持ちと、『どうして? この人のために』という気持ちの差です。その差は普段の人間関係、信頼関係の差だと思います。それに気づいてからは、ともに働く上司や部下、先輩や仲間に感謝し、お互いの関係を向上させることを心がけています」
「後輩に指導するとき、自分から積極的に手本を見せ、確実に理解をしてもらうことを心がけています。また教えている中で、自分自身、新たな発見をすることもあります。それは技術であったり、仕事の心構えであったりします。教える、教わるの関係ではなく、ともに成長することで、より良い仕事ができるようにしていきたいと思います」
という意見が出ました。
また本日で阪神・淡路大震災から19年もの年月が経ちました。形の復興は終わっていますが、まだ心の傷が癒えない方はたくさんいらっしゃいます。でも、私たちは前を向いて歩いていかなければいけません。そこで前を向いて歩いていくための道標として、山本五十六のこの言葉も紹介したいと思います。
苦しいこともあるだろう
云い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
苦しいとき、辛いときは必ずあります。でも、それらはじっとこらえて、乗り越えていくしかありません。いつかみんなで笑い合える日を作るために、頑張りましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」