おはようございます。
外国人社員が会社に馴染むまでには4つのステップがあるといわれています。まずは新しい環境全てを素晴らしいと思う「ハネムーン期」、次が違いばかりに目が行く「カルチャーショック期」、3つ目が職場でのふるまい方がわかる「適応期」、4つ目は仕事や人間関係が安定し、自分のキャリアアップを目指そうとする「成熟期」になるそうです。これは外国人に限らず、中途入社を含めた、新入社員全員にもいえそうです。
社内では、
「この4つのステップを私も経験しました。特に今までの常識が通じない『カルチャーショック期』をどう乗り越えるかで、その後の成長が変わっていくと思います。いつまでも『違う違う』と言っていても何も変わりません。自分の気持ちがマイナスになるばかりです。この場合は、できる限り早く『違うこと』を受け入れた方が、早く環境に馴染み、成長していけると思います。またそれが自分の信念、社会上の正義、効率の観点からみて、『どうしても違う』と思うのであれば、受け入れた上で修正する方が手っ取り早いともいえます」
「男性の場合は『学生から社会人になるとき』、女性の場合は『お嫁に行くとき』が一番環境に変化が起こるのではないかと思います。そこで何よりも重要なのは、自分を『適応』させることです。会社であれ、家庭であれ、今までとは違う環境、違う常識がそこには待ち構えています。『いやいや』を言っても、どうしようもないことの方が多いです。だからといって我慢をしていると心が疲れてしまいます。我慢をするのではなく、違う環境、常識を『受け入れる』ことが大切です」
「この4つのステップを早く乗り越えさせるには、周りの協力が必要です。特にカルチャーショック期と適応期には、先に『彼らを受け入れる』必要があります。違いを認めながらも、優しくともに受け入れ合うことができれば、問題は大きくならないはずです」
という意見が出ました。
カルチャーショック期に簡単に諦めてしまうと、どんなことも長くは続きません。違うことを受け入れることも必要です。最初に感じた『違う』ことを変えるか、変えないかの判断は、ひと通り仕事ができるようになってから判断するようにしましょう。そうすれば、本当に変えなければいけない部分だけに集中できるはずです。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」