おはようございます。
同じ実力のAとBの2人のきこりが「1時間でどれだけ多くの木を切り倒せるか」を競い合いました。勝負を始めて、Aはすぐに木を切り始め、時間内に4本切りました。一方Bは、最初の20分間は斧を研ぐ時間にあて、よく切れる斧で時間内に6本の木を切りました。あなたは自分の斧、仕事をする能力を磨いていますか。
社内では、
「がむしゃらに頑張っても、能力が低ければ仕事はうまく行きません。いたずらに時間だけが掛かってしまいます。そして忙しさを理由にして、自分の能力を磨く時間を取れない、ということにつながるような気がします。本を読んだり、新しいパソコンスキルを勉強したり、多くの人と知り合ったりして、自分の能力を磨いて、より質の高い仕事ができるようになりたいと思います」
「今回の寓話はBが『斧を研いでから勝負に挑んだ』ことが重要に見えますが、斧は勝負の前に研いでおくべきではないでしょうか。そうすれば、Bは40分間ではなく、60分間木を切れ、8・9本は切れたと思います。プロであれば、始業前に準備は終わらせておくべきです」
「Aはとても真面目で頑張り屋なきこりだと思います。しかし、自分が頑張っていることに満足し、また自分の頑張りに対する評価に不満を抱えている可能性もあります。『60分間頑張った自分に対して、どうして40分間しか木を切っていないBが評価されるんだ』ということを思っているのではないでしょうか。仕事の全てが結果主義だとは思いませんが、結果を残せなければその頑張りも無駄になりかねません。自分の頑張り方も見直したいと思います」
という意見が出ました。
できるだけの準備をし、自分の力を最大限に発揮しても届かない壁というものはあります。その壁に手を掛けるには、あとは自分の力を磨くしかありません。能力を磨き、その壁の向こう側にある景色を見に行きましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」