おはようございます。
好きな仕事だけをしたいと考えても、なかなかそうはいきません。日々の仕事の中にも、嫌いなことや大変なこと、つらいこともたくさんあるのではないでしょうか。しかし、どんな仕事であっても、好きになる努力を忘れてはいけません。「好きこそ物の上手なれ」という言葉通り、人は好きなことに対しては、熱心に努力をするものです。そして熱心に努力をするからこそ、その上達が早いのです。嫌い、嫌いと思っていては、上達するものも上達しません。まずは、好きになることから始めましょう。
社内では、
「仕事の判断は好きか、嫌いかではなく、得意か苦手かで考えています。得意なものは問題なく進行できますが、苦手なものの場合、相応の時間と努力が必要です。少しの努力と時間で乗り越えられそうな苦手であれば、新たなスキルへの到達としてモチベーションを上げることができます。逆に、簡単には乗り越えられない壁のときは、まずは道順を立て、スケジュールを管理し、ゴール目指して、一歩一歩、地道な努力を続けます。それが仕事だと思っています」
「不安な仕事や、経験のない仕事にチャレンジするときは、『好きになる』ことがお勧めです。ではどうすれば好きになれるのか。それは一生懸命がむしゃらに働き、しっかりした結果を出すことが一番です。一生懸命がむしゃらに働いていれば、必ず周りが助けてくれます。すると人間関係がうまくいき、職場の居心地がよくなります。また努力は努力した分だけ、結果が出ます。その結果が大きなものになれば、仕事はもっと面白くなります。仕事を好きになるコツは、やはり一生懸命働くことです」
「仕事を好き嫌いでは判断をしませんが、好きや嫌いになるきっかけには、さまざまな外部要因があると思います。たとえば、職種や仕事内容、職場の人間関係や会社の労働環境です。しかし、それらの外部要因を自分の手で変えていくことは、とても難しいです。そうであれば、変わるのは自分以外にないと思います。まずは、どんな仕事であっても嫌な顔をせずに、引き受け、しっかりとやり遂げることです。そして、それをやり続けていくことです。そうしていく内に、きっと周囲からの信頼も厚くなり、外部要因も変化していくはずです」
という意見が出ました。
阪急阪神東宝グループの創業者であり、政治家でもあった小林一三は、こんな言葉を残しています。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
たとえどんなにつらく、厳しく、嫌いな仕事であったとしても、与えられた職務は誠実に、しっかりとやり遂げることが重要です。小林一三が残した言葉のように、必ずあなたを見ている人はいるはずです。今日も、一生懸命働きましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」