おはようございます。
ある会社の社長は、社員に「自分より1つ立場が上の人の気持ちで働きなさい」と言います。そうすることで、各人の仕事だけでなく、仕事全体に対する意識を身に付けることができ、社員一人一人のレベルが格段に上がるそうです。では社長はどうするのか、といえば、社長は平社員の気持ちで働くことが重要だと述べます。社員と同じ目線に立ち、社員の意見に耳を傾け、不満を見つけ、それを改善するために動いているそうです。さて、あなたは今、どんな立場の気持ちで働いていますか。
社内では、
「立場や目線を1つ上の気持ちにして仕事をすることは重要です。個々の仕事だけでなく、自分の仕事が会社でどのような意味を持ち、どう動いていくのか、ということを考えるだけで、レベルの高い仕事ができると思います。また、そうすることで、上司の発言をより深く理解できるようになるはずです」
「上に立つ人は『虫の目』を、下の立場の人は『鳥の目』を意識しなければいけません。上に立つ人は、全体をよく見ていますが、現場の目線を忘れることが多々あります。下の立場の人は、自分の仕事ばかりに注目し、全体の流れを忘れることが多々あります。仕事の役割が違うから、そんなことをする必要はない、と言う人もいると思いますが、個人の成長のため、会社のより良い発展のためには、全員の意識を高める必要があると思います」
「意識することは大切ですが、現実的には理想論だと思います。これを実行するには、まずそれらが受け入れられる土壌が必要であり、また全員が同じ考えを共有する必要があります。そうでなければ、いくら良かれと思っていても、その行為自体が越権行為になりかねません。まずは、それらを実行できる環境づくりが必要なのではないでしょうか」
という意見が出ました。
「上の人間は現場をわかっていない」と不満を言う前に、働くときの「気持ち」を1つ上の立場で考えてみてはどうでしょうか。上司の考え方を理解できるかもしれません。自分の気持ちを引き上げることで、もっといい仕事をしていきましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」