おはようございます。
よく「自分のことばかりではなく、人のことを考えなさい」といわれますが、では、どうすれば人のことを考えられるのでしょうか。それには、まず自らの行いを反省することが必要だと思います。そして、他人の考えなどを受け入れられるように視野を広げること、最後に自分が生かされていることに感謝することが大切なのではないでしょうか。まず、あなたが「人のことを考えられる」人になりましょう。
社内では、
「自分の基準で物事を判断したり、相手を批判したりする部分が、自分の中でかなり多いと思います。自分の意見を述べることと、相手を思いやる気持ちは、相容れないものではなく、同時に成立することに気付きました」
「利他の心も素晴らしいですが、私は『三方よし』も好きです。利他と三方よしは、つながっています。自分と相手、そこに社会を加える、3者の関わりの中で、全員が幸福になるように行動をします。全員が幸せになれる社会をつくれるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」
「仕事をする上で、利他の心とは何か、ということを考えました。相手の幸福を願うことは当然ですが、自分の意見をしっかりと持つことは必要です。そこに相手の幸福を願う気持ちを持つことでいいのかな、と今は考えています。話をするときの言葉づかいや態度、目には見えない雰囲気がきっと変わってくるのではないでしょうか」
という意見が出ました。
京セラ株式会社の創業者である稲盛和夫さんは、利他の心について、このように述べています。「欲、すなわち私心を抑えることは、利他の心に近づくことです。この自分よりも他者の利を優先する心は、人間の備えたすべての徳のうちで特上、最善のものであると私は思っています」
自分の幸福だけでなく、人の幸福、社会全体の幸福を考え、行動できるようになっていきましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」