本日の朝礼は「頼まれる能力」です。

2014年3月6日(木)

おはようございます。

人から仕事を頼まれることは、よくあることです。「どうして自分に頼むんだろう、面倒だな」と思いながらも、引き受けざるを得ないということもよくあります。一方で仕事を頼んだ人は、仕事の引き受け方や進め方などを細かく見て、あなたの能力に評価を下します。そして結果を見て、次の仕事を頼むかどうかを判断します。あなたに仕事を頼んだその人こそが、実はあなたに一番期待をしている人です。期待に応える仕事をしましょう。

社内では、
「私も今では60才を超えましたが、新人のころに目標としていたのは、『仕事を頼まれやすい人になる』ことでした。昔から『仕事は忙しい奴に頼め』という名言があります。これは忙しい人ほど、仕事をする能力が高く、いい仕事をする、ということです。若い人に限らず、頼まれやすい人になるためには、どんな仕事でも引き受ける気持ちが必要だと思います。それが成長につながります」

「こんな言葉があります。『頼まれ仕事は、試され仕事』。どんなささいな仕事であっても、頼んだ側はその人のことを試しているということです。一生懸命なのか、嫌々なのか、楽しそうか、大変そうかなど、あらゆることを見ています。試されていると思えば、良い結果を出すことは当然になるはずです。頼んだ人を驚かせるくらいの仕事を、これからもしていきたいと思います」

「学生時代にアルバイトをしていた飲食店では、どんな仕事に対しても『はい、喜んで!』と応えるルールがありました。私は今もこの言葉を大切にしています。それは頼まれた仕事を断ることなど、ほとんどないからです。そうであれば、『はい、喜んで!』と声に出し、相手に気持よく頼んでもらい、また自分を奮い立たせる方が、お互いに前向きに仕事ができます。これからも、仕事が集まることに感謝をして、喜んで仕事をしたいと思います」

という意見が出ました。

自分の範囲外の仕事を頼まれると「面倒だな」と思う人もいると思います。しかし「あなたに頼む」ということは、あなたの能力や人格を認め、信用しているからこそに違いありません。大変ではありますが、その思いに応え、より一歩高みを目指して頑張りましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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