おはようございます。
『それでもなお、人を愛しなさない ―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』(著者・ケント・M・キース、訳者・大内博、発行・早川書房)という本があります。この本にある「逆説の10カ条」は至高の処世訓といわれ、あのマザー・テレサも引用するほどだったそうです。一部を紹介します。
人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ
それでもなお、人を愛しなさい
今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう
それでもなお、良いことをしなさい
どれだけ不遇であったとしても、それでもなお、人はやるべきことをやらなければいけません。それがあなたの人生をより良いものにするはずです。
社内では、
「損得で考えたり、自分の感情で考えたりすれば、『それでもなお』良いことをするのは、とても難しいことです。だからこそ、この処世訓に書かれていることを学ばなければいけないと思います。そうすれば、きっと人がたくさん集まってくる魅力的な人間になれると思います」
「この処世訓に書かれていることは、誰にも見返りを求めていません。無償の行為です。これは、いわば自分自身との約束です。自らを律することができれば、きっとより良い人生を手に入れることができます。」
「小さいころに、この処世訓のようなことをよく言われました。『人が怠けているからといって、自分が怠けてもいいということではない』というようなことです。しかし、大人になるにつれて、だんだんと『計算高く生きる』ことを学んでいきます。自分の心のあり方をどちらに置くかを常に意識しなければいけないと思います」
という意見が出ました。
「逆説の10カ条」の最後は、このような言葉です。
世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
自分自身ではなく、世のため、人のために行動できる人が、今、求められています。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」