本日の朝礼は「プラシーボ効果」です。

2014年5月20日(火)

おはようございます。

プラシーボ効果とは、薬として効く成分のない偽薬を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり、治癒したりすることを意味します。日本でも古くから「病は気から」という諺があります。これは気力が落ち込んでいると病気になりやすく、治るものも治りませんが、前向きに「治る」と信じていれば、本当に治る場合があります。これは病気に限ったことではありません。難題に遭遇したときも、前向きに、ポジティブに「解決できる」と信じていけば、どこかに道は開けます。前向きだから乗り越えられる問題はたくさんあります。

社内では、

「自分を信じ、『自分にならできる』と暗示を掛けることは大切です。ただ、そのときに盲目的に楽観視してはいけません。楽観視して、結局できなければ周りに迷惑を掛けてしまいます。しかし、どれほど難しい問題であっても、冷静に事実を分析し、その上で『できる』と信じていれば、『できる』方法を思いついたり、手法を考えたりすることができます。自分の意志の力を信じて、冷静に仕事に取り組みたいと思います」

「知識があり、経験があれば大概のことは『できる、できない』の判断ができるようになります。そこで自分の力量を把握せずに『できる』と言い続ける人は、もう少し自分を客観視しなければいけないと思います。ただ、『できるかどうか』が微妙なとき、もしくはどうしても『やらなければいけない』ときは、多少根拠がなくても『できる』と信じて頑張ることも大切です」

「『できる』と信じることは大切なことですが、それは無茶をしたり、画期的なアイデアで窮地を救ったりするということではないと思います。私の解釈ですが、それは、できるまで『諦めない』ということではないかと思います。諦めない心を自分の中にしっかりと持ち、自らの力を見極め、できるために考え続けることが、難題を解決するきっかけになると思います」

という意見が出ました。

アカデミー賞に24回ノミネートされ、監督賞を1度、脚本賞を3度受賞したアメリカ合衆国を代表する映画監督であり、俳優、脚本家でもあるウディ・アレンさんはこのような言葉を述べています。

成功の9割は、信じる気持ちから生まれる。

信じる力を大切にし、大きな成果を出せるように今日も1日頑張りましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。