本日の朝礼は「気持ちを伝えるために」です。

2014年5月29日(木)

おはようございます。

気持ちを伝えようとするときに、相手に理解してもらえない、納得してもらえないという経験はないでしょうか。『督促OL 修行日記』の著者である榎本まみさんは、このように述べています。
「相手を動かすためには、ゆっくり丁寧に話すことが大切です」
あなたの気持ちを伝えるのに必要ことは、大きな声で話すことでも、要点をまとめることでもありません。相手のことを思いやる心を持つことこそが、必要なのです。

社内では、

「身につまされる内容です。いつも営業のアポイントを取るために電話をしていますが、最初のころは全くアポイントを取ることができませんでした。それは自分の伝えたいことを一生懸命に話していたからだと思います。そうではなく、相手の話を聞くことを中心に置き、その上で伝えるべきことを伝えるという方法を採ると、アポイントが取れることがわかりました。相手のことを考えれば、まずは話を聞き、それに合わせて話をすることが大切なのだと思います」

「相手に合わせて話し方を変えるようにしています。年配の方であれば、雑談を交えながらゆっくり丁寧に話をし、忙しい経営者、営業マンであれば、要点をまとめてささっと話をしています。また部下や子どもたちに対しては、自分でも考えさせるように話をしています」

「相手の気持ちを汲み取って話をすることは大切です。同じ内容を、同じように伝えても、相手が自然と納得してくれるときもあれば、そうでないときもあります。この違いはおそらく相手の事情にあるはずです。Aさんに対して上手くいったものであっても、それが全ての人に当てはまるということはありません。相手の目や振る舞い、体調や雰囲気などをしっかりと観察し、相手の一人一人に合わせた話ができるようになりたいと思います」

という意見が出ました。

相手への配慮があれば、話す速度は自然とゆっくりになります。それは聞きやすい速度で話すからです。そして言葉づかいも丁寧になります。それは聞いていただきたいという気持ちがあるからです。相手のことを思いやる話し方を身に付けましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。