おはようございます。
東日本大震災で甚大な被害を受けた、福島県いわき市の中学生たちのエピソードが、昨年の11月8日の毎日新聞で記事になりました。
この中学生たちは、震災直後、アジアの子どもたちから被災地に届いた手紙に励まされると同時に、アジアでは学校が不足していることを知り、恩返しに、アジア教育友好協会が推奨する学校建設の募金活動「ワンコイン・スクールプロジェクト」への参加を決め、結果的に、タイの山間部に新しい中学校舎の完成に結びつけたそうです。
社内では、
「東日本大震災から3年以上が経過して、すでに記憶から薄れてしまっているかもしれないと心配する人が多いでしょうが、こうして今もなお、活動を続けている人がいることを、忘れてはいけないと思います」
「被災者の大変な境地をただ発信するのではなく、心の支援がこうして広がりをみせ、互いが大切に今を生きる様がうかがえて、とても心が温まります」
「自分のできる限界を、気がつかないうちに、勝手に決めてしまっているかもしれません。苦しいときこそ、今の自分にできることを見出したり、また、彼らのように、周りの人への心配りができるようにいたいです」
といった意見が出ました。
支援にはさまざまな形があります。東日本大震災のみならず、苦境にあった人、まさに今がそのときの人も多いと思います。経験したからこそわかる痛みがあるように、感謝を思い起こすことも多々あるでしょう。そうした記憶を大切にしながら、支援の輪が広がることを願います。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」