おはようございます。
電話やFAX、メール、ラインと、現在は通信手段が格段の進歩を遂げ、暮らしはとても便利なものになりました。しかし、便利で効率的な生活と引き換えに、相手に面と向かってコミュニケーションを取ることは減ってはいないでしょうか。人と人とを結ぶ基本は、アナログのコミュニケーションです。心のこもったコミュニケーションで、たくさんの人と「直接」つながっていきましょう。
社内では、
「メールなどのコミュニケーション手段は、本当に気をつけなければ、自分が意図したものとは違う捉えられ方をすることがあります。失礼がないように気を使ったメールは、形式張っていて冷たい印象を与えてしまったり、親しみを込めたメールは、馴れ馴れしいと思われてしまったりすることがあります。直接コミュニケーションを取れば、誤解もすぐに解けますが、デジタルではなかなかそうはいきません。ただ、最近はテレビ会議などもありますので、それに関してはデジタルの恩恵を受けているな、とも思います」
「デジタルの発達は悪いものではありません。むしろ便利で効率的な生活を私たちに与えてくれています。問題が発生するのは、デジタルを使う『人』の問題だと思います。ミスをしたときに直接謝るのが気まずいからメールで謝ったり、苦手な上司だからメールで報連相を行ったりすることが、デジタルを問題視することにつながるのではないでしょうか」
「デジタルもアナログもどちらも重要なコミュニケーションツールです。遠方の人と連絡を取るにはデジタルが有効ですし、お互いの信頼度を高めるにはアナログが有効です。ただ、どちらかに偏っているのは問題だと思います。メールやパソコンはわからないから、手書きと郵送で仕事をする、隣の席の人であっても、メールでしか連絡をしない、というようなことです。互いの長所を生かす使い方をしなければいけないと思います」
という意見が出ました。
コミュニケーションの基本はアナログにあることは事実です。相手と向かい合い、気配や体温を感じながら、身振り手振りを交えて行うことを通して、人は人とつながることを学んできました。その上で、今の時代は、デジタル機器をどのように扱うのかが重要になってきたのです。デジタルとアナログ、どちらかに偏ることなく、お互いの長所を生かす使い方をしていきましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」