おはようございます。
あなたは目の前でお年寄りが転んだらどうしますか。すぐに助けにいけますか。「お年寄りを大切に」という教えは、誰もが頭では理解しています。しかし、いざというときに体が動かない人も多いのではないでしょうか。日ごろから人のために体を動かす習慣を身に付ければ、「いざ」というときに間に合う人になれるはずです。
社内では、
「知識があっても、それを行動に移さなければ、意味はありません。論語には『義を見てせざるは勇なきなり』という言葉があります。正しいことと知りながらも、実行しないのは、勇気がないからだ、という意味です。知識を生かせる行動をしていきたいと思います」
「もしお年寄りが目の前で転んだら、助けにいくと思います。しかし、まずは周りの人が動かないかを確認するだろうな、という気もします。反射で動けるようになるためには、日ごろからの訓練が大切です。考える前に動ける人になるよう、今日から実践していきたいと思います」
「何か問題が起こったときに、周囲の状況を確認し、自分の行動を考えることは大切なことですが、人が困っている、人が傷ついているというときは、考えることよりも、まずは行動することが大切です。行動するには勇気が必要です。しかし、常日ごろから、その習慣をつけていれば、次第に勇気は必要ではなくなります。助ける行動があたりまえになります。その領域に立てるよう、自分を磨いていきたいと思います」
という意見が出ました。
私たちはこれまでに家庭や学校、職場、遊び、読書などで、ためになる教えをたくさん学んできました。しかし、いくら知識があっても、それを他人や社会のために使えなければ意味がありません。実践しなければ、その教えは机上の空論と同じです。頭で正しく理解し、体を使ってしっかり実践していきましょう。それが学びを生かすということです。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」