おはようございます。
『だってだってのおばあさん』という児童向けの物語があります。主人公は98歳のおばあさんで、「だって わたしは おばあさんだもの」が口癖です。
一緒に暮らす猫から魚釣りに誘われても、「だって わたしは おばあさんだもの」と断ってしまいます。
ある日、おばあさんの99歳の誕生日に、猫がケーキに飾る99本のローソクを買いに行きました。しかし、帰りに川にローソクを落としてしまい5本しか持って帰ることができませんでした。
仕方なく5本のローソクで誕生日のお祝いをしますが、そのうちにおばあさんは、だんだん5歳のような気分になっていきます。
魚釣りに誘われても、「だって わたしは 5さいだもの。そうね 5さいだから さかなつりに いくわ」と出かけます。
物語の最後に、おばあさんは「どうして まえから 5さいにならなかったのかしら」と言います。
「だってだって」と自分の可能性に制限を掛けずに、「もっともっと」で可能性を広げていきましょう。
社内では、
「『だって』は言い訳の言葉の象徴です。『年だから』『そんなことしたことがないから』という言葉の前に付くものです。私はもう65歳を超えていますが、年寄りぶらずに、これからも『もっともっと』仕事に邁進していきたいと思います」
「『だってだって』と『もっともっと』は、自らに暗示を掛けることでは同じことです。マイナスの方向に掛けるのか、プラスの方向に掛けるのかの違いです。『だって』を『もっと』に変えるためには、物事に対して積極的な姿勢を持つことが大切です。その気持ちを忘れず、仕事に取り組んでいきます」
「日によって『だって』と『もっと』の間で揺れ動いている気がします。『もっともっと』を自分の口癖にして、できないことの理由を挙げるのではなく、できる理由を探して、よりよい仕事をしていきます」
という意見が出ました。
「だってだって」を口癖にしていると、知らない間に自分の可能性を狭めてしまいます。いくつになっても、どんな立場であっても、自らの責任を全うした上で、まだまだ挑戦できることはたくさんあります。「もっともっと」を口癖にして、自分の可能性をどんどん広げていきましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」