
おはようございます。
部署のリーダーであるKさんは、先日、風邪をひき1週間会社を休みました。Kさんが会社に復帰すると、その間にトラブルやミスはなく、仕事は円滑に進んでいました。安心しているKさんに、ある先輩がこう言いました。
「この1週間、Bが一番頑張っていたよ」
Bさんは、Kさんがいつも指導している後輩です。彼は要領が悪く、何度も同じ失敗をしていましたが、Kさんがいないことで、初めて仕事の責任を自覚したようです。
Kさんは先輩の言葉を聞き、Bさんの成長を心強く思うとともに、仕事の責任を自覚させる育て方もあると気づいたそうです。部下や後輩を育てるときは、自覚を持たせる育て方をするようにしましょう。
社内では、
「人を育てるためには、部下の仕事に対して必ず責任を持つことが大切です。Kさんも、日ごろから、それを心掛けていたのだと思います。信頼される上司になるためにも、責任と覚悟を持った仕事をしていきます」
「私にも、信頼できる上司がいます。いつも『自分の仕事に責任を持つように』と指導を受けています。日々の仕事に責任を持ち、上司の期待に応えていきたいです」
「上司は部下の仕事に対して責任を取らなければいけません。私は部下に仕事を任せるときは、常にそのことを心掛けています」
という意見が出ました。
人を育てるには、「覚悟」と「責任」、「信頼」が大切です。普段からのそういった行動が、部下の成長につながり、部下からの信頼にもつながります。ただ単に、仕事の仕方を説明するだけでなく、部下のためを思って、自覚を持たせるための教育を心掛けましょう。
今日もみんなで 「ついてる! ついてる!」