
おはようございます。
アウトドア総合メーカーの株式会社スノーピークは、自分たちが本当に欲しい商品だけを作ることで有名です。代表取締役社長の山井太さんは、自著『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』でこのように述べています。
「ユーザーとして、製品を使うとき、嫌だと感じることは2つある。1つは製品が壊れること。もう1つは使い勝手が悪いこと。ユーザー目線に立って、『そんなものづくりはしない』と決めている」
この考えに基づき、商品は経年劣化による故障以外、期限を設けずに保証し、どのような修理でも受け付けているそうです。
自分たちが本当に欲しい商品だけを作り、それを永久保証するということは、自らもユーザーであるということの表れです。これこそが本当のお客さま目線ではないでしょうか。まずは、お客さまの目線に立って仕事をしましょう。
社内では、
「得意先さまの求めているものを作るだけでなく、その先にいるお客さまに喜んでいただけるものを作るように心掛けています。いつも『誰を満足させるのか』を考えながら仕事をしています」
「ユーザー目線に立つには、まずは自分が納得できるものを提案しなければいけないと思います。自分が面白いと思えることを提案し、さまざまな意見を吟味した上で、よいものを作り上げる。それでこそ、お客さまを喜ばせるものが作れるのではないでしょうか」
「商品開発には、お客さまがどのようなものを求めているかを調べることが大切です。それが特定の人が求めているものなのか、多くの人が求めているものなのかを見極め、お客さま目線で新しい商品を生み出したいです」
という意見が出ました。
ものづくりには、自らもユーザーであるという「お客さま目線」を持つことが大切です。お客さまを思う気持ちが、お客さまの満足につながり、それがさらに会社の成長へとつながることは間違いありません。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」