
おはようございます。
社会人になると、さまざまな礼儀作法を身に付ける必要があります。新社会人はよく「教えてもらっていません」と口にしますが、社会人として必要な常識や礼儀作法は、自ら身に付けなければなりません。
礼儀作法を身に付けるうえで大切なのは、相手の心を思う心です。新渡戸稲造は自著『武士道』で「信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である」と述べています。その作法の意味を理解し、心を尽くす作法を身に付けていきましょう。
社内では、
「社会人になる前に、基本的な礼儀作法は身に付けておくべきだと思います。『教えてもらっていません』と言う前に、周りの上司、先輩を見て、良いところは見習うことが大切です」
「新入社員の場合は、まず、形式から入ることも、悪くないことだと思います。ただ、続けるなかで、相手を思う心を養っていくことが必要です」
「上司が食事をおごってくださったとき、『ごちそうさまでした』を言えない人が結構います。それは、おごってくださった人のことを思っていないことになります。心を尽くす作法が身に付いている人は、『ごちそうさま』の後に、さらにお礼の一言を添えることができる人なのだと感じました」
という意見が出ました。
新社会人だけでなく、ベテラン社員の皆さんも同じです。新入社員が配属されてきた4月こそ、今一度、自分の振る舞いを見直し、全員が新入社員のお手本になるようにしましょう。そうすれば、プラスの空気が社内全体に広がり、モチベーションも上がっていくはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」