
おはようございます。
軍隊の指揮官は、時として部下に非情な命令を下すことがあります。一般の職場では生死に関わる仕事はほとんどありませんが、リーダーの立場は指揮官と共通する点が多くあります。仕事をやり遂げるためには、部下に苦労をかけるような決断をしなければならないときがあります。
リーダーは、部下のためにいつでも首を差し出す覚悟が必要です。その覚悟が部下に伝われば、部下はリーダーを信頼し、非情な命令であっても、主体的に従うようになるのです。
社内では、
「リーダーは自らの行動で示さないと、部下はついてこないと思います。高いところでふんぞり返って威張っているだけでは、部下からの信頼は得られません。これからリーダーになる可能性もあるので、部下に信頼される人間になれるよう、自分を律していきたいと思います」
「私はリーダーですが、リーダーとして部下を統率できているのか考え直し、自分の行動を省みました。役職名に恥じないよう、また部下の模範となるように、至らない点を改善していきたいと思います」
「リーダーが、時に非情な決断を下すことは仕方がないと思います。しかし、日ごろから仕事の目的を共有し、部下と共感する部分がないと、信頼は生まれません。高い水準の能力よりも人間的な魅力を磨くこともリーダーには必要だと感じます」
という意見が出ました。
常に自らの行動で模範を示し、仕事の目的を全員で共有し、部下を信頼し、最後の責任を自分がとるのが、リーダーです。そのような姿勢で仕事に取り組んでいるリーダーが、残業や休日出勤、転勤を命じた場合は、部下も喜んで力になるのではないでしょうか。そのような人間関係を築いていけるように、リーダーは日ごろから努力していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」