おはようございます。
電機メーカーの生産管理部門で働くKさんは、学生時代から文章を書くことが得意で、その特技を生かせる仕事がしたいと思っていました。しかし今の仕事では、その特技を生かす機会がないと落ち込んでいました。
あるとき、その悩みを上司に相談すると、「自分がやりたいことをノートに書き出してみてはどうか」とアドバイスを受けました。Kさんは、早速ノートにやりたいことを書き出してみました。すると、社内報や組合報の原稿を書いたり、マニュアルを作成したりするなどの仕事に、自分の特技が生かせることを発見したのです。
社内では、
「やりたいことと、今やっている仕事の内容が違うと悩む人は多いと思います。場合によっては、転職を考える人もいるかもしれません。しかし、Kさんのように、やりたいことが明確になれば、今の職場で能力を生かす道を見つけることができます。大切なのは場所を変えることではなく、自分の意識を変えることなのだと気が付きました」
「私には、趣味として身に付けた特技がありますが、長年『仕事には関係がない』と思い込んでいました。しかし発想次第で、その特技が新しいビジネスにつながる可能性があることがわかりました。今後は、自分ができることをあらためて見直し、新しいアイデアをどんどん提案をしていきたいと思います」
「自分がやりたいと思うだけでなく、その特技が会社にとって必要とされるものなのか、利益につながるものなのかを考えることも必要だと思います。たとえば、やりたい仕事とは違う仕事において能力を認められている場合もあるでしょう。やりたいことを仕事に生かすのであれば、自分の能力と、求められている役割をしっかり見極めることが必要です」
という意見が出ました。
あなたは、やりたいことを仕事に生かせているでしょうか。「自分にはどうせできない」「この職場では無理」と思い込んでいるなら、もう一度、自分のやりたいことを見つめ直してみましょう。そうすれば、やりたいことを今の仕事にどのように生かせるかが明確になります。たとえすぐに仕事につながらなくても、努力すべき点や、新しく勉強するべき点を発見することができるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」