
おはようございます。
ある会社の会長は、修業時代、当時の社長から、次のような言葉をプレゼントされたそうです。
「営業には、泥棒営業とサンタ営業の2種類がある。泥棒営業ではなく、サンタ営業するようにしなさい」
泥棒営業とはお客さまから時間とお金を奪う営業のことです。片やサンタ営業とは、サンタクロースが子どもを喜ばせるように、お客さまを喜ばせる営業です。サンタ営業は、お客さまに喜んでもらえる提案をし、さまざまな情報を提示して、予想以上の満足を与えます。
泥棒とサンタ。あなたはどちらに来てほしいですか。
社内では、
「営業を担当していますが、自分の希望ばかり押し付ける泥棒営業のやり方は考えられません。お客さまがあってこその仕事だと思っていますので、日々、お客さまが想像している以上の商品やサービスを提供できるように努力しています」
「目先の数字や売り上げが全てという考えにとらわれると、一度きりの取引で終わってしまいがちです。お客さまが必要とするものを聞き出したり、こちらから提案したりすることで、お客さまの満足度は高まり、取引が長続きします。またお客さまにとって必要でないものはあえて勧めないということも、お客さまのことを考えたサンタ営業だと思います」
「営業に限らず、人から時間や労力を奪うことばかりを考えている人もいれば、惜しみなく人のために働き、協力する人がいます。私はいつも後者でありたいと考え、プレゼントを用意するサンタのような気持ちで人と接しています」
という意見が出ました。
営業の基本は、お客さまのことを第一に考えることです。自分さえよければよい、今売り上げが上がりさえすればよいという考えでお客さまに接していると、お客さまはその姿勢を必ず見抜きます。そうでなく、いつも何かを与えるという姿勢でお客さまに接していると、お客さまの心は必ずこちらを向いてくれます。そのような人になれるよう、自らを磨いていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」