
おはようございます。
同僚のMさんから聞いた話です。Mさんの息子が、通っていた幼稚園の卒園式で、次のようなことを言いました。
「この幼稚園に入れてくれてありがとう。すごく楽しかったよ」
この言葉を聞いたMさんは、感動のあまり涙が出たといいます。
幼い子どもが、幼稚園に通うという、あたりまえのことにも感謝する心を持っているということと、感謝の気持ちを素直に言葉にできるということに心を打たれたからです。
ありがたいと感じたときは、どんな些細なことでも、その気持ちを言葉にして伝えるべきです。
社内では、
「Mさんの息子さんは幼稚園がとても楽しくて、素直な気持ちで、心から感謝の思いをMさんに伝えたのだと思います。とても感受性が強く、素晴らしい教育をされていると感じました。私も娘がいますが、感謝の気持ちを素直に伝えられる人間に育ってほしいと思いました」
「素直な心で感謝の気持ちを言葉にするということは、社会生活を送るうえで大切なことです。普段からそれができている人には、きっとその人が困った状況になったときでも、手を差し伸べてくれる人がいると思います。私も、見返りを求めるのではなく、日頃から何かをしてもらったときには、どんな些細なことでも、必ず『ありがとう』と言うようにしています」
「会社の上司や部下、同僚などに感謝の気持ちを伝えることはできても、家族には、素直に伝えられないことが多いです。やってもらっていることを、あたりまえだと思いがちだからです。しかし、身近な家族にこそ恥ずかしがらず、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。そうすれば、相手も自分も、幸せな気持ちになれるはずです」
という意見が出ました。
若いころは感謝の気持ちを素直に言葉にしていた人も、大人になるにつれ、自分の気持ちを素直に表現できないことが多々あります。しかし、大人だからこそ、してもらって嬉しかったことや感謝したことは、素直に表現することが大切です。自分の行動が人に影響を与えることを意識し、まずは自分自身がそれらプラスの習慣を身に付け、それを周囲に広げていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」