おはようございます。
先日ある勉強会で「素直さ」について、このような話を聞きました。
「素直さには2種類あります。1つは能動的な素直さです。これは子どもと同じように、自らの喜怒哀楽を現すことを意味します。もう1つは受動的な素直さです。これはまず相手を受け入れるということです。全く同意できないことでも、反論したり、否定したりするのではなく、まずは受け入れる。それが受動的な素直さです」
さて、あなたはこの2つの素直さを備えていますか。能動と受動、両方の素直さを備えて、魅力ある人物になりましょう。
社内では、
「2つの『素直さ』について考えてみたとき、自分には受動的な素直さが足りていないとあらためて気づきました。子どもはどんな相手でも先入観なく受け入れ、その言葉に耳を傾けます。そうすることによって、子どもは新たな人間関係や、情報や知識を手に入れていくのです。大人になってもそのような素直さを失わなければ、さらに多くのものを得るチャンスに恵まれるはずです。今後はどちらの素直さも大事に、自分を磨いていきたいです」
「子どものような素直さを持った人は、周囲を明るくしますし、多くの人に好かれます。しかし、能動的な素直さは度を過ぎると『わがまま』『自分勝手』と捉えられることもあります。たとえば、お客さまの意見に対し、あからさまに嫌な顔をしたり、怒りを見せたりすれば、『素直』とは思ってもらえないでしょう。仕事をするうえでは、感情をコントロールし、相手に不快感を与えないことが大切です」
「自分の感情を表に出すのが苦手なので、喜怒哀楽をうまく表現できないことが多いです。これからは喜びや楽しみなどのプラスの感情は、相手に自分の気持ちを伝えるためにも、もっと表に出していこうと思いました。また受動的な『素直さ』とは、相手を受け入れるのと同時に、自分のことも受け入れる素直さを意味しているのだと思います。感情を抑えつけるだけでなく、ときには自分の気持ちを素直に認めることにより、初めて感情をコントロールすることができるのだと思いました」
という意見が出ました。
人間として、素直な心を持ち続けるのは大事なことです。ただ、社会人としては、能動的な素直さはコントロールしなければいけません。喜びや楽しみの感情は素直に表現しながらも、怒りや悲しみのマイナスの感情はなるべく表に出さないようにするべきです。
また、受動的な素直さは、相手が誰であっても、あなた自身が何歳になっても常に持ち続けなければいけません。どのようなことでも、まずは受け入れる。それを続ければ、あなたの許容量が増え、さらに成長することができるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」