おはようございます。
社員や部下がすぐに辞めてしまうけれども、その理由がわからないという経営者や上司がいます。そのような人は、次のことをしていないか、自らを省みましょう。
1 発言内容が二転三転していませんか
2 目標を明示せず、その場限りの発言をしていませんか
3 自らの失敗を、社員や部下のせいにしていませんか
4 自分の理想や考えだけを押しつけていませんか
発言に一貫性がない。信念がない。責任感がない。自己中心的である。こういう姿勢の人は、社員や部下に信用されていません。
社内では、
「4つの戒めは、経営者や上司だけの話ではなく、人として心に留めておかなければならないことだと思います。これらを疎かにしていると、ある日突然、自分の周りから人がいなくなってしまう恐れがあります。それが会社で起こると、社員や部下が辞める事態につながるのだと思います。人を育てたり、会社を円滑に回したりするためには、信念が重要です」
「立場が上になるにつれて、人に指示を出す裁量が増えます。そのような立場の人の発言がコロコロ変わったり、信念がなかったりすると、社員や部下は何を信じて仕事をすればよいのか不安になり、信用しなくなってしまいます。これから管理職になろうと考えているため、4つの戒めを肝に銘じて、部下に信頼される人間になるよう努力していきます」
「社員や部下が辞めてしまう原因は、この4つとは限りません。しかし、根本にあるのは、信頼の欠如だと思います。信頼される経営者や上司になるためには、社員や部下だけでなく、その家族の生活にまで配慮ができなければいけないと思います。そのような人に、人は集まります。経営者や上司は、日々、自分を省みる必要があるのです」
という意見が出ました。
経営者や上司は当然ながら、管理職を目指している社員にも、4つの戒めは当てはまります。会社の業務や会議などでこれらのことをしていないか、反省しましょう。また家庭や地域社会でも、発言を変えたり、他人のせいにしたり、自己主張ばかりしていると協調性がない人と思われます。よく考え、人の意見も尊重しながら、自分の信念を伝えることが、信頼関係を築く最善策です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」