
おはようございます。
京都のある老舗旅館の女将は、「挨拶は、頭を下げるときではなく、顔を上げるときこそ丁寧にしています」といいます。顔を上げるときに、相手の姿をきちんと見るようにすると、来ていただいたことへの感謝と、お客さまを大切に思う気持ちが伝わるというのです。
社内では、
「挨拶は全ての基本であり、挨拶ができないと仕事もできないと判断されます。誰に対しても、常に挨拶するように、今まで以上に注意します」
「挨拶は顔を上げるときこそ丁寧にというのは、挨拶の神髄だと思います。相手のことを思いやると、自然に相手の目を見た挨拶ができるはずです。そうすれば気持ちは伝わり、相手を心地よい気持ちにさせられると思います」
「他の旅館との違いを考えて、女将はこの丁寧な挨拶を考えたのだと思います。他社よりも一歩うえのおもてなしを考えたとき、まずは丁寧な挨拶を重視すべきだと、あらためて気づきました」
という意見が出ました。
仕事において、マニュアルや形式を守ることは重要です。しかし、さらに一歩、どのような思いを込めるかで、お客さまが受ける印象は大きく変わります。一人一人に丁寧に挨拶をする姿勢が、相手により一層の快適さを与えます。頭を下げるだけでなく、常に目の前にいる相手を思いやることを心掛けて、挨拶をしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」