
おはようございます。
商業施設のエレベーターに、ベビーカーを押した女性が乗ろうとしましたが、入り口付近で談笑していた高校生たちが、スペースを占領していました。そのとき、そばにいた男性が、「もっと詰めればいいだろう」と高校生に怒鳴ったのです。男性はよかれと思ってのことかもしれませんが、エレベーターの中は気まずい雰囲気が漂いました。
社内では、
「いくら正しいことを言っていても、周囲を不快にさせては意味がありません。相手の気持ちを考え、言葉を選びたいと思いました」
「『自分が正しい』と思いこんでいると、ついこの男性のように、相手を責める口調になりがちです。自分にも覚えがあるので、気を付けたいです」
「何もしないで見ている人に比べたら、この男性は勇気があると思いました。ただ、思いやりのある言葉であればもっと、真意を伝えられたと思います」
という意見が出ました。
もし、男性が高校生たちに、「少し端に詰めてはどうかな。そうすれば、もう少し乗れるよ」と穏やかな言い方をしていれば、皆がいい気持ちになれたはずです。素晴らしい行いも、言い方一つで捉えられ方が変わります。相手を思いやりながら、心を和ませるような言葉遣いを心掛けましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」