おはようございます。
いま
やらねば
いつできる
わしが やらねば
たれがやる
彫刻家の平櫛田中の名言です。「人は、思ったらすぐに実行しなければいけない。考えただけでは、後に何も残りません。『いまやらねば、いつできる』です。そして、『わしがやらねば、たれがやる』と自ら覚悟することが重要です」と、この額を掲げている企業の社長は説明しました。
社内では、
「仕事では、自分自身が、今すぐ取り掛からなければならないものが多いです。簡単な仕事もあれば、ややこしいものもあります。しかし、いつも今、自分がするという気概を持って取り組むことが重要だと思います」
「いつ終わるかわからないような困難な仕事でも、後回しにするのではなく、まずは一歩踏み出すことが大切です。平櫛は、この言葉で、そのことを伝えていると思います。自分が身をもって取り組む姿勢が問われていると感じました」
「仕事は責任があるため、否応なく、しなければならないことがあります。しかし、趣味や家庭生活における個人的な目標では、つい甘えが出て『もう少ししてから』と先延ばしにしがちです。思い立ったが吉日、人生を豊かにするためにも、今日から始めてみることにします」
という意見が出ました。
平櫛田中は、100歳を超えてなお30年分の材木を所有していました。まだまだ「いまからわしがやる」つもりだったのでしょう。107歳でなくなる直前まで創作を続けたそうです。常に「今、する」と「自分がする」ことを念頭に置きながら生きた生涯でした。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」