
おはようございます。
Lさんは「断り上手な人」として社内で有名です。嫌な仕事を引き受けないということではありません。仕事が手いっぱいで、新しい仕事をどうしても引き受けられないとき、相手に嫌な思いをさせずに断ることができるのです。嫌味のない、ひとひねりが会話を丸くし、人間関係も円滑にします。
社内では、
「お客さまの要望であっても、どうしてもできないものもあります。そのような場合でも、マニュアルに沿った決まりきった断り方ではなく、思いやりの気持ちを持ち、誠意をもって対応することが大切です。断らないでよい方法を検討しながら、あわせて断る際の方法も考えておきたいです」
「できないことを断るには勇気が必要です。相手に断る意思を伝えるときは、素直に現状を分析し、『今はできませんが、これ以降ならばできます』と明確に言うことが必要です。特に新入社員には、職場内で断りやすい雰囲気を作ることも必要だと思います」
「Lさんのように、ひとひねりの会話で嫌味なく断れるといいのですが、私は断れない性分です。自分を信用して頼んでくれたのだと考えると、相手の期待を裏切れないからです。しかし、依頼を全て受けてしまって、全てが中途半端になる可能性があるため、これからはうまく断る術を身に付けるようにします」
という意見が出ました。
関係を壊したくない、期待を裏切りたくないという理由から依頼を断れず、何でも受け入れてしまう人がいます。しかし、はっきりと断りつつも、空気を柔らかくする方法を身に付ければ、信頼関係は保たれます。どうしても断らなければならないときでも、代替案を提案したり、相手を思いやって丁寧に伝えたりするなどを心掛け、関係を円満に保つようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」