
おはようございます。
Mさんは、ショッピングセンターでエレベータに乗っていました。ある階でドアが閉まる寸前に、男性が走ってくるのが見えたので、ボタンを押してドアを開けました。乗り込んできた男性は、Mさんに「ありがとうございます。助かりました」と笑顔で言いました。そのひと言を聞いて、Mさんは爽やかな気持ちになりました。「ありがとうございます」や「すみません」という言葉は、相手を思いやる気持ちを表現したものです。
社内では、
「先日、電車で高齢の方に席を譲ったところ、その人は譲ったときだけでなく、電車を降りるときにも『ありがとうございました』と丁寧に言ってくれました。すがすがしい気持ちになったので、これからも感謝の気持ちを言葉で伝えたいです」
「『すみません』という言葉は、さまざまな状況で使えるため、便利である一方、単に言っておけばいいとか、わざとらしくなりがちです。本当に使うべき状況のときに使わなければ意味がないと感じました。注意します」
「ひと言は、絶妙のタイミングで言わなければ効果は薄れてしまいます。そのためには、日頃から、身近な人にでも、思いやる気持ちを表現する言葉を使っておくべきです。そうすれば、行動とともに自然とその場に適したひと言が出てくるはずです」
という意見が出ました。
現代では、ひと言が必要なときに、何も言わないような人が多いように思われます。「お先にどうぞ」や「失礼します」といったさりげないひと言が、自然に言えるかどうかが、その人の人間性を表しているといえます。今一度できているか反省し、できていない場合は、今日から忘れずに始めましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」