
おはようございます。
Kさんは、受験を終えた甥から「本命に落ちて、滑り止めの高校に通うことになった」と連絡を受けました。実は、Kさんも甥と同じ経験をして、不本意な高校生活を送りました。そのとき「落ちたのは、自分の実力が足りなかったからだ」と気づき、不合格をバネに勉強に励んだそうです。その結果、志望した大学に合格し、その後、望んだ職に就くことができました。今では、あのときの挫折は、今の自分を形成するための試練だったと思えるようになりました。
社内では、
「私も高校受験で志望した公立高校に落ち、私立の男子校に入って、不本意な生活を送った記憶があります。しかし、志望校に入った友だちを見返したいという気持ちで勉強し、志望した大学に合格し、現在は希望した仕事ができています。挫折をバネに努力することは人生を開きます」
「挫折からは得るものはさまざまです。人の痛みがわかるようになりますし、忍耐力も身に付きます。挫折を生かすのが人生ともいえます。挫折のおかげで自分は成長できたと思えるように、プラス思考で努力していきたいです」
「人生はワンチャンスで、敗者も勝者もないと思います。失敗した道に進んだとしても、その人生がよかったと思えれば幸せな人生だと思います。敗者復活という考え方もありますが、勝者の人生という捉え方をすることが大事だと思いました」
という意見が出ました。
『良薬口に苦し』という諺があるように、挫折や失敗はつらく苦しいものです。しかし、挫折感にとらわれ続けるのはもったいないことです。人生には敗者復活戦が用意されていて、1つや2つの挫折は人生の糧と考え、現状を素直に受け入れて前向きに努力しましょう。そうすれば、その努力は血となり肉となり、いつしか実力が付いて花が開くはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」