
おはようございます。
Cさんが小学校のころ、団地裏の空き地で野球をしていたときのことです。試合中、Cさんが打った球が空き地の脇にある、怒ると怖いおばさんの家の窓ガラスを割りました。そのときは友人と一緒に逃げましたが、人づてに聞いた母親に背中を押されて、勇気を出して一人で謝りにいくことができました。自分から謝りにいくと、おばさんは優しく許してくれたのです。
社内では、
「ミスや失敗をしたときに大切なのは、それを申告する勇気です。子どもだけでなく、大人にこそ必要だと思います。隠したり逃げたりすると、人間性まで疑われかねません。まずは正直に謝る勇気を持つことを心掛けます」
「人が過ちを犯すことは仕方がないことです。しかし、それを素直に認め、反省しなければ必ず同じ過ちを何度もくり返してしまうでしょう。なぜそのような失敗をしたのかをよく考え、まずは謝罪をして、次へのステップにつなげることが大切です」
「過ちを犯したことがわかっていながら謝らないのは、悪いことです。プライドなどが邪魔をして謝れないときがあるかもしれませんが、そのようなときこそ、素直な心で頭を下げることが重要だとあらためて学びました」
という意見が出ました。
論語に「過ちて改めざる、是を過ちという」という言葉があります。「過ちを知りながら、改めないことが本当の過ちだ」という意味です。Cさんは、勇気を出して謝りにいったことによって「過ちを犯したとしても正直でなければいけないし、正直であれば悪い結果にならないことを学んだ」と言っています。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」