
おはようございます。
働く人の「心の在り方」を育てる『月刊朝礼』。
一日一話、気づきにつながる記事をお届けします。
今日から4月です。新しい環境に踏み出す皆さん、新鮮な気持ちで頑張りましょう!
本日の朝礼は「朝礼は何のため」です。
新入社員のKさんは、毎朝、会社で行われる朝礼が憂鬱でした。朝礼ではその日のテーマに沿って一人ずつ意見を求められます。人前で話すのが苦手なKさんは、考えをうまくまとめることができません。先輩に相談すると、「みんなが意見を言いやすいように努力している。朝礼をできるだけ有意義なものにしたいから」と言われ、目的を持たず朝礼に参加していた姿勢を深く反省しました。
社内では、
「朝礼では、自分の意見を伝えるだけでなく、人の意見を聴いて考えることで勉強になります。多くの人のさまざまな考え方を知ることができ、実践につなげる糧となります。毎朝学ぶ機会があることに感謝しています」
「人前で話すことは緊張するものです。朝礼に参加し始めた当初は、緊張のあまり自分の意見をうまく話すことができませんでした。しかし、毎朝続けているうちに鍛えられて、臆せず、積極的に話せるようになりました。日々の継続と真剣な姿勢が大切だと感じます」
「私は、人と少し違った意見を言うように心掛けています。聞いてくれている人に別の見方を示したいからです。そのためには、他の人の意見をよく聴き、話している内容を理解する必要があります。よく聴くことで、賛成・反対どちらに対しても、異なる角度の意見を考えて話すことができます。これからも、よく考えながら朝礼に参加します」
という意見が出ました。
Kさんは、ただその場をうまく乗り切ろうという考えで、朝礼に参加していたそうです。先輩のアドバイスを聞いたKさんは、たとえ上手に話せなくても、しっかりと自分の意見を伝える努力を始めました。そして、全員の意見にしっかりと耳を傾け、朝礼から多くのものを学ぶことを目標にしたのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」