
おはようございます。
高齢の女性が、スーパーにやってきました。松葉づえを突いているため、買い物かごを持つことができません。カートを使おうとしますが、うまく押せませんでした。その様子に気づいた男性店員が、女性に駆け寄りました。そして、「手伝いましょう」と声を掛けてかごを持つと、付き添いながら買い物を手伝ったのです。彼は、その後、レジを終えた女性を出口まで案内しました。彼の応対は店側にとってはあたりまえの行動といえます。しかし、あたりまえの行動を、さりげなく行うのが難しいのです。
社内では、
「若者だけでなく、大人であっても、さりげなく行動することを恥ずかしいと感じているのではないかと思います。日頃から訓練をしていれば、恥ずかしい気持ちの前に体が自然に動いてしまいます。これからもさりげなく行動できるように、日々、あたりまえのことをコツコツと実践していきます」
「先日、大きな買い物をして両手で抱えてレジを後にしようとしたところ、店員さんが、ひもに取っ手をつけて片手で持てるようにしてくれました。そういった小さな心遣いができる人になりたいと思います」
「電車の降り際、女性がハンカチを落としました。すると3人が同時に『ハンカチが落ちましたよ』と声を掛けました。みんなとっさに反応したのです。女性は感謝の気持ちを、声を掛けてくれた人に伝えました。すると車内は温かい空気に包まれたのです。小さなことでも、良いと思うことは、どんなことでも行うことが大切です」
という意見が出ました。
世の中には、困っている人が大勢います。「困っているのかな」と感じたら、小さなことでも勇気を出して手を差し伸べましょう。思いやりの気持ちを行動で表すことは、普段からの優しさと勇気がなければできないのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」