
おはようございます。
ある物流企業では、全支店に次のような標語が掲げられています。「あなたがルールを守ることで、多くのものを守れます」。これは、飲酒運転をはじめ、交通ルールの順守を呼びかけたものです。
交通違反により、ドライバーが失う可能性があるものには、運転免許、収入、お客さまの信用、そして人の生命などです。だからこそ、業務中はもちろん、プライベートにおいても忘れてはいけない戒めとして、職場で徹底しているのだといいます。
社内では、
「明日からゴールデンウィークが始まり、気が緩みがちになります。軽はずみな行動で、一生を棒に振ってしまうことも起こりかねません。休みの前に、今一度緩む心のネジを締め直すよう注意しようと思います」
「昔は飲酒運転の取り締まりがそれほど厳しくなかったため、事故も多かったと思います。しかし、今は取り締まりが厳しくなったとともに悲惨な事故の経験から学ぶことが多く、人の意識も大きく変わりました。継続して改善していくことが大切です」
「暖かい季節になり、開放感から羽を伸ばすことも増えてきました。しかし、一瞬の気の緩みで信用をなくすことがあります。信用を築くには時間がかかりますが、失うのは一瞬です。飲酒運転に関わらず、あらゆることに対して、自分を厳しく律していこうと、あらためて思いました」
という意見が出ました。
付き合いの集まりや、行事の多いこの季節、つい「このくらいなら大丈夫」という気持ちになることはないでしょうか。軽い気持ちで飲酒運転などをした結果、深刻なダメージを受けるのは自分だけではありません。家庭、会社、働く仲間など、たくさんあります。あらためて、背負うものの大切さを認識し、気持ちを引き締めましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」