おはようございます。
本日の朝礼は「褒めて育てる」です。
阪神タイガース二軍監督の掛布雅之さんの指導法は「褒めて伸ばす」です。打たれて降板し、うつむいている投手に「暗い顔をする必要はないんだよ」と声を掛け、前を向かせます。プロの選手といえども、悪い点ばかりを指摘されると委縮してしまいます。そのため、選手が気持ちよく聞く耳を傾けられるように、「ここをこうすればもっと良くなるよ」と明るく励ますそうです。
社内では、
「褒めるのは、全力で取り組んでいるかどうかで判断するようにしています。部下のやる気度を認めたうえで、失敗してもよくやっている点を評価し、褒めるようにしています」
「褒められると嬉しくなりますし、やる気もでます。学生時代、スポーツをしていましたが、監督から褒められて育ったため、現在は部下の指導にも褒めることを取り入れています。これからも一生懸命取り組んでいる姿勢は進んで褒めたいと思います」
「褒めるや叱るという行為は、教える側と教わる側の信頼関係があってこそ意味があると思います。信頼関係を築くため、まず相手のいいところを見つけて褒めてから、改善を促しています。見てくれていることに気づくと、教わる側も信頼感を抱いてくれます。これからも褒めることを通して、信頼関係を築くようにしていきます」
という意見が出ました。
何もかも褒めるのがよいわけではありません。しかし、失敗をして落ち込んだり、力をうまく発揮できず悩んだりする部下や後輩を見たら、良い点や一生懸命に取り組んでいる姿勢を見つけて褒めるように心掛けましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」