
おはようございます。
「聞く」と「聴く」の違いはどのようなものでしょうか。「聞く」は主に、音や声が自然に耳に入ってくるときに、「聴く」は、意志を持って耳を傾けるときに使います。自分にとって大切な話などを「きく」ときは、後者の漢字を使うのです。一般的にコミュニケーション能力というと、話す力やプレゼン力だと思われがちですが、本当に大切なのは、相手の話をしっかり「聴く力」です。
社内では、
「『聴く』ことが大切ということは、学校や研修などで習いましたが、その漢字にたくさんの意味が込められていることを知って、あらためて大切さを実感しました。『聴こう』という姿勢は相手に伝わるものですので、心を込めて聴きたいと思います」
「新入社員です。訪問先で自社の説明をするとき、相手が資料を読んでいるにもかかわらず、独り善がりに説明してしまいます。相手の状況をよく観察して話すことがこれからの課題です」
「最近、妻から『私の話を聞いていない』とよく言われます。考え事をしていたり、真剣に聞かなくてもいいと思ったりしていました。しかし、それは相手の話を軽くみていることの表れだと感じました。今一度、尊重する思いで話を聴こうと反省しました」
という意見が出ました。
仕事中はもちろん、家族や友人との会話でも、まずは話を聴き、相手の気持ちをきちんと受け止めることから始めましょう。真剣に話を聴こうとする姿勢は、それだけで信頼感をもたれます。相手を大切に思い、尊重する気持ちが、「聴く力」を鍛えてくれるのです。気持ちを込めて、相手の話を聴きましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」