
おはようございます。
曹洞宗徳雄山建功寺の住職、枡野俊明さんは、「掃除をするということは、心を清めること」だと語っています。禅では坐禅を「静の修業」、掃除を「動の修業」とし、身分、年齢に関わらず、毎朝「作務」として掃除を行います。枡野さんは「身の回りの環境を心地よく整えることは、その環境に身を置く自分の心を整えることにつながるのです」と語ります。
社内では、
「仕事や日常生活がうまくいっていないときは、身の回りが乱れていることがよくあります。しかし、掃除をして整理整頓すると、気持ちがスッキリし、仕事や日常生活がスムーズにいくものです。心を整えるためにも日頃から整理整頓を心掛けます」
「土日だけでも家の掃除をすると、家族は喜んでくれますし、自分自身も晴れやかな気分になります。すると、別のことをしてみようと視野が広がります。家をきれいに保ちながら、新たな日々を気持ちよく迎えていきたいです」
「余計なことを考えず、一心に体を動かして掃除に集中していると、抱えていた不安や悩みが消えた経験があります。雑念を取り払うことで、悩んでいたことの本質が見えきます。そうすると、達成感が得られるのです。心の塵を払い、心も身の回りも整えていきたいと思います」
という意見が出ました。
心が乱れているときには、部屋や身の回りも散らかってしまうものです。気持ちが落ち込んだとき、物事が何となくうまくいかないときほど、一心に掃除に打ち込む時間を持ちましょう。朝のひと時を、掃除の時間にしてみませんか。積もった心の塵を掃うことで、清々しい一日を迎えられるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」