
鏡リュウジさんは、雑誌やテレビなどで活躍する占星術研究家です。
子どものころから占星術に興味があった鏡さん。
高校1年生のころには、女子中学生向けの雑誌に連載していたそうです。
そんな鏡さんに、母親は「はやったら、あかんで」と注意していました。
京都の言葉で「調子に乗って舞い上がってはいけない」という意味です。
才能が認められ、一気にステージを駆け上がるときこそ気を付けたい言葉です。
社内では、
「調子が良いときは偉そうで、調子が悪くなるとへつらってくる人がいますが、そのような人は信用されないと思います。ブームに乗らず、地道に取り組む姿勢が信頼獲得の第一歩です」
「調子が良いのは、自分一人の力ではなく、周囲の協力があってこそだと思います。それを忘れると人は去っていくのではないでしょうか。感謝の気持ちを忘れず、地盤を固めて頑張りたいです」
「調子に乗ると、自分を見失い、努力を忘れがちになります。すると自分自身の成長も止まりますし、周囲への謙虚な姿勢もなくなります。気持ちをコントロールしながら、初心を思い出して、学び続けることが長続きの秘訣だと思います」
という意見が出ました。
人は調子のよいときは有頂天になりがちです。そのようなとき、どんなふうに自分を戒めていますか。信頼を重ねる努力を忘れず、足元を固めて前進していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」