Nさんは、10年前に新卒で入社したときから、上司のA部長を尊敬しています。
当時、新人研修を担当していたA部長は、セミナールームに入ってくると、新人たちに深々と頭を下げて挨拶したのです。お客さまや目上の人に対するお辞儀のようでした。
新人である自分たちを軽んじない部長の態度を見習い、Nさんも誰に対しても誠意を尽くすように取り組み続けています。
社内では、
「私は、相手が年下でも年上でも敬語を使い、敬意を表することにしています。どのような人に対しても『対等である』という気持ちで接することが、大切だと考えています」
「立場が上になると、初心を忘れて高圧的になってしまう人がいます。年齢や立場が上になっても謙虚な気持ちを持ち続ける大切さに気付きました」
「『礼に始まり礼に終わる』という言葉があります。どのような礼儀を身に付けているで人柄がわかると思うので、十分注意したいです」
という意見が出ました。
相手によって態度を変えたり、肩書などで人を判断したりする人は、相手から信頼されません。
A部長のように、これから会社に貢献する可能性のある新人にも敬意を払う態度は、見習うべき点です。誰に対しても分け隔てない態度で接しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」☀