大阪府堺市の南海高野線にある萩原天神駅には、
「たすけあいかさ」と書かれた箱に、無料の貸し傘が置かれています。
楠井順子さんが親の代から続けているボランティアです。
開始当初は返却されず、買い足していた傘も、
続けていくうちに寄付をしてくれる人が増えたり、
近隣駅でも取り入れられたりと、
活動の輪が広がっていったそうです。
たとえ小さなことでも「支え合う心」は人から人へと広がっていき、
次の世代にまで受け継がれていくのです。
社内では、
「近くの駅で置き傘がありましたが、勝手に持ち帰る人が多くて、なくなってしまいました。40年以上続いているというのは、楠井さんの信念と周囲の協力が素晴らしいからだと思います。継続の大切さを学びました」
「他人のために活動している人の心を学ぶことは、思いやりの心を育むために大切なことです。私も子どもたちに善行の重要性を教えられているか、自己反省します」
「善い行いは、たとえ小さなことでも、人の心を動かすことを知っています。ゴミを拾う。困っている人を助けるなど、できることから実践していきます」
この取り組みは、多くのメディアで紹介され、
小学校5年生の道徳教育の副読本でも取り上げられました。
素晴らしい行いは、次の世代にも引き継いでいきたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀