Nさんは、職場の仲間と食堂で昼食を取っています。
ある日、後輩のTさんがいつも左端の席に座っていることに気づきました。
Tさんいわく「私は左利きなので、右腕の人と腕がぶつからないように、左端の席に座るようにしているんです」と答えました。
物事の効率化を進めると、多数派優先になりがちです。しかし、誰でも少数派の立場になることがあります。
少数派の声に耳を傾け、その立場を想像しましょう。
社内では、
「兄が左利きなので、左端に座ります。その他でもいろいろと不自由な生活を送っていることがわかる記事でした。人を気づかう気持ちを持つようにします」
「海外に行くと、少数派になるのを実感します。言葉が通じない、アジア人であるなど、偏見的な見方をされるので、日本に来た外国人にも優しく接したいと思いました」
「以前は、日本でも少数派を差別したり阻害したりすることがありましたが、現在は多様性を認める社会になり、少数派を排除する動きは減ってきたと思います。しかし、多数派は自分が基準になりがちなので、気を付けるようにします」
という意見が出ました。
駅の自動改札機や銀行のATM、はさみをはじめとする文房具など、日常生活で使う多くの物が右利きを優先して作られています。そのため、多数派は自分本位な考えを持つことがあるでしょう。大きな視野で、少数派の立場の不便さに配慮した行動を取りましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀