ラグビー日本代表のメンタルトレーニングを担当した、スポーツ心理学者の荒木香織さんは、選手が抱える不安に対してケアをする一方、
「考えても不毛なことは心配しない。
それを身に付けることもスキルの一つです」
と説明します。
誰にでも不安はありますが、大切なのはマイナスの感情とどう付き合っていくかということです。
社内では、
「不安な気持ちは、いつのまにか周囲に伝わってしまうものです。特に、リーダーの不安はチームの士気を下げるので、注意が必要です。心を落ち着かせるために自分なりの不安解消法を身に付けておきたいと思います」
「不安になること自体は、悪いことではないと思います。不安に向き合って初めて気づくことや学ぶこともあります。不安を前向きにとらえて、うまく付き合っていくようにしたいです」
「不安に思うことをチームで話し合い、協力して解消することが大切だと思いました。独りで抱えず、仲間で助け合ってよい仕事をしていきたいです」
という意見が出ました。
荒木さんは、不安を抱く選手に対し、原因を見極め、書き出すようにアドバイスしているそうです。
文字にすると、すべきことが明確になり、不安が解消されるといいます。
一方で、適度な不安や興奮は良いパフォーマンスにつながるとも言っています。
どのような感情も自分のものとして受け入れ、プラスに変えていける力を養いましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」☀