大阪のある私学では、保護者からのクレームに悩む教師が増えていました。
現状打開のために、校長は「親孝行」が共通の価値観になるように親と教師の関係性を構築しようと試みました。
「親はありがたいもの。親の恩に報いていく生き方をしよう」
子どもにそう伝え続けているうちに家族にもその思いが伝わります。
すると「人の道を語ることができる立派な先生」と保護者が子どもの前で教師を褒めるようになり、子どもも教師を尊敬するようになったといいます。
社内では、
「親孝行は世界共通の価値観だと思います。これからも親を大切にしていきたいと思います」
「会社でもさまざまな価値観がありますが、共通の価値観を持つと、結束力や信頼関係は強くなります。共通の価値観を持つように心掛けます」
「昔は強制的に足並みをそろえなければ、仲間からはじき出されることがありましたが、現代は価値観が多様化し、認められているので生きやすいです。しかし、気持ちが離れたり、好き勝手にしたりして、信頼が薄れることもあります。共通の価値の下に生活をすることも必要だと感じました」
という意見が出ました。
価値観が多様化し、共通の価値観がなくなりつつある現代ですが、「親孝行」は多くのひとが共感する考え方です。信頼関係づくりの大きな方法になるでしょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀