Nさんは重要なプロジェクトの責任者を任されるなど、実力を認められている人物です。
しかし、プロジェクト終了後、仲間の多くがNさんと一緒に仕事をしたくないと言っていました。理由は、Nさんが他人の意見を聞かず、独断で仕事を進める人だったからです。
Nさんは、初めて自分の傲慢な態度や思いやりのない振る舞いに気づき、反省しました。
利己的な態度や言葉を発する人は、たとえ優れていても、信頼を得られないのです。
社内では、
「仕事でも実力がある人に必ず人望があるとは限りません。人に厳しく自分に甘い人などは人がついていきません。相手の立場に立てる人を目指します」
「リーダーは、時として強引に部下を引っ張っていかなければならない場合ありますが、部下が付いてくるのは信頼関係がベースにあってこそです。謙虚に人と接することを実践していきます」
「私の上司は地位が上がっていくにつれて、謙虚で人の意見をよく聞いてくれるようになりました。経験を積んでいく上で、コミュニケーションと相手に尊敬の念を持つことが大切だと知ったと言っていました。私も上司を見習って、何事にも謙虚な気持ちで取り組みます」
という意見が出ました。
「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れたものと考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」。聖書の言葉です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀