ある雑誌記者が、有名な料理人を取材したときの話です。「どれくらいのレシピを暗記していますか」と記者が尋ねると、「1000種類以上は何も見ないで作れる」との回答。
長い修行を経て、料理人の頭の中には、さまざまな処理方法や、味の組み合わせの知識が何通りも蓄積されています。
そのため、料理の味と見た目だけ覚えておけば、何をどうすればこうなるということが、瞬時にわかるというのです。
社内では、
「基礎があってこそ応用や汎用ができると思います。これから基礎固めをしていきます」
「経験を経て知識と技術を得ていきますが、ある程度のレベルに達すると、物事を決めつけたり、考え方が凝り固まったりします。それでは成長ができないと思うので、常に引き出しを増やし、新しいものを生み出すことを考えていきたいです」
「さまざまな経験を積んできていい年になりました。人生100年と考えて、そろそろ集大成として、今まで蓄積してきたもので、何か自分なりにできることをやっていこうと思います」
という意見が出ました。
身に付けた経験や知識は、新しいものを生み出す材料になるのだと知っておきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀