アメリカの心理学者キャロル・ドゥエック教授は、5年生の生徒に対して、次のような実験を行いました。
テスト終了後、一方の生徒には「あなたは頭がいいわね」と賢さを褒め、
もう一方のグループには「一生懸命やったのね」とその努力を褒めたのです。
次に別のテストを用意したとき、難しいテストと易しいテストのどちらに挑戦したい?と選ばせると、
努力を褒められた生徒たちの9割が難しいテストに挑戦したそうです。
社内では、
「頑張っていることを褒めてもらえると意欲がわきます。人に対しても、努力を褒めることを心掛けたいと思います」
「大人に対してこの実験を行ったときに同じ結果が出るかはわかりませんが、やはり賢さより努力を褒めてもらうほうがうれしい気がします。賢さを持って生まれた才能のように思いますが、努力は誰もができるものです。努力を怠らないようにします」
「賢さを褒められた人が、リスクを避けて易しいテストを選んだという結果は興味深かったです。易しい問題ばかりを選ぶと成長できません。努力を続け、難しい課題に挑戦していきます」
という意見が出ました。
成長を促すために、褒め言葉は大きな効果があります。しかし、褒め方にも注意しなければならないことを教えてくれる話です。次につながる褒め方をしたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀