フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱した「文化資本」は、金銭以外の個人的な資本です。「言葉づかいや行動様式など身体化されたもの」「絵画や書物など物として客体化されたもの」「学歴や資格として制度化されたもの」の3つがあります。
生まれ育った環境によるところは大きいですが、この資本は本人次第で身に付けたり、増やしたりすることもできます。あらためて文化資本を与えてくれた親に感謝し、自分を高める努力をしましょう。
社内では、
「育ちがいいねというのは、自分というよりも親への褒め言葉だと思います。親に感謝します」
「親や先輩から学んだことを、これからは子どもに引き継いでいかなければなりません。氏より育ちという言葉があるため、良い環境で育てていきたいです」
「良い教育を受けさせるにも、お金がないと難しい部分はあります。しかし、昭和の頃はそれほどお金がなくても、本を読んだり、絵画や映画を見にいったり、学校にも行けたりできた気がします。いまはお金がかかりすぎる時代だと感じます」
という意見が出ました。
本に囲まれて育った人は読書や勉強が習慣になる、しつけに熱心な家庭で育った人は、自然に礼儀作法が身に付くなども文化資本によるものです。もちろん成長の過程で自ら得たものかもしれませんが、それらは親が与えてくれたものともいえます。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀