Aさんは、食品メーカーで営業として働いています。Aさんの部署でお客さまを招いて販促イベントを開催することになりました。
イベント当日の朝、緊張するスタッフの前で、リーダーのAさんは笑顔で言いました。
「おはよう。昨晩、緊張で眠れなくて、あやうく寝坊するところだったよ」
Aさんの一言をきっかけに、全員がリラックスした状態で、お客さまをお迎えすることができたのです。
リーダーの仕事は、緊張をほぐし、実力を発揮してもらえるように心を配ることが大切な役割です。
社内では、
「チームリーダーには、部下や周囲の人の言動にまで目を向けられる余裕が必要だと思います。自分のことだけでなく、周囲に目配り気配りができる人材を目指します」
「リーダーには部署の雰囲気づくりが大切です。緊張感は伝播しますが、笑顔も伝わります。笑顔をみんなに振りまける人になりたいです」
「リーダーに求められる資質は、時代や場面によって変わります。最近は上から押し付ける指導よりも、部下の気持ちに寄り添えるリーダーが求められているといわれます。時代に則したリーダーになろうと思います」
という意見が出ました。
リーダーの仕事は、全員の心を引き締め、注意を促すことだけではありません。いつでも仲間の気持ちを大切にできるようなリーダーになりたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀