2016年、フランスの映画監督、ジャン・リュック・ゴダールの初期の作品2作が、リバイバル上映されました。字幕も一新され、翻訳家の寺田次郎さんが担当しました。
ゴダールの映画は、どの場面にも深い意味を持たせているため、短い字幕で作品をどのようにどのように表現するかに苦労したそうです。
そのため、字幕にも奥深い表現を織り込み、観客が疑問を抱き、意味をじっくり考えることができるような翻訳をしたそうです。時にはじっくり考え、意味を探る経験をしましょう。
社内では、
「打ち合わせをしている際、相手が言っていることがわからない場合があります。しかし、本質を見抜くことが重要であり、それが翻訳だと思っています。頭を使うことが大切です」
「私は時々、哲学書を読み、理解できなくとも読み通すことをしています。それをくり返していると、難しい話が理解できるようになってきます。頭の訓練になっています」
「ゴダールの映画は難しく、何度挑戦しても挫折しています。これを読んだため、再度見てみようと思いました」
という意見が出ました。
わかりやすい大作映画やアニメーションを楽しむことは良いことです。しかし、時には難しい作品を読み込んだり、考えたりすることも必要です。そうすることで知識や思考のレベルを向上するのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀